映画館の上映前でおなじみの盗撮防止キャンペーン「NO MORE映画泥棒」がリニューアルされ、新映像「NO MORE映画泥棒 2026」へ2026年8月28日から全国の劇場で順次切り替えられる。
最大の変更点は、現在の鑑賞環境に合わせてスマートフォンによる盗撮を映像内で明確に取り上げたこと。多言語表示や新しいキャンペーングラフィックも導入し、より幅広い来場者へ盗撮禁止を伝える。
クイックサマリー
- キャンペーン名: NO MORE映画泥棒
- 新映像: NO MORE映画泥棒 2026
- 形式: 劇場用映画盗撮防止キャンペーンCM
- 発表日: 2026年8月22日
- 上映開始: 2026年8月28日
- 切り替え: 全国の劇場で順次
- 実施: 「映画館に行こう!」実行委員会
- 主な目的: 映画盗撮・海賊版の防止
- 2026年版の大きな変更: スマートフォンを直接扱う
- メッセージ: 劇場内で映画を盗撮する行為は犯罪
- スマホ盗撮: 改めて警鐘
- 多言語表示: 対応
- 具体的な対応言語: 初報では未公表
- キャンペーングラフィック: 一新
- カメラ男: キャンペーンを象徴するキャラクター
- パトランプ男: 従来から登場する追跡側キャラクター
- 新映像の導入: 客席の男がスマートフォンをスクリーンへ向ける
- リニューアル方針: 現在の映画鑑賞環境と盗撮状況に対応
- 映像終盤: 日本映画制作適正化機構「映適」を紹介
- 映適: 映画界が自主的に設立した第三者機関
- 映適の活動: 制作環境、取引ガイドライン、作品認定、人材育成など
- 劇場内の撮影・録音: 違法
- 刑罰: 10年以下の拘禁刑
- 罰金: 1000万円以下
- 併科: 両方が科される可能性あり
- SNSへの無断投稿: 違法
- 違法対策室: 情報提供窓口あり
- 映画盗撮防止法: 2007年8月30日施行
- 初代キャンペーンCM: 2007年6月30日上映開始
- 前回の大型リニューアル: 2020年7月
- 2020年版: カメラ男とパトランプ男による本格アクションを導入
- 大型更新の間隔: 約6年
- 2026年版映像: 劇場上映前にオンライン公開済み
新CM、キャンペーングラフィック、2026年版映像

スマートフォンによる盗撮を直接描く
新映像では、映画館の客席にいる怪しい男がスマートフォンを取り出してスクリーンへ向ける場面から始まる。
これまでカメラ男の存在そのものが映画盗撮を象徴してきたが、2026年版では日常的な機器であるスマートフォンも盗撮に使用され得ることを明確に伝える。
使用する機器にかかわらず、劇場内で映画を無断撮影・録音する行為は違法だというメッセージは変わらない。
多言語表示にも対応
今回のリニューアルでは多言語表示も導入された。
国内の映画館を訪れる多様な観客へメッセージを届けるため、言語を問わず盗撮禁止を分かりやすく伝えることを目的としている。
具体的に何語へ対応しているのかは、初回発表では明らかにされていない。
キャンペーングラフィックも一新
変更されるのは上映前CMだけではない。
映画館などで掲出される映画盗撮防止キャンペーンのグラフィックも新デザインへ刷新される。
映像と館内グラフィックの双方で統一して警告を発信し、カメラ男やパトランプ男という長年親しまれてきたキャラクターもキャンペーンの顔として残る。
2007年から続く映画館の定番
「NO MORE映画泥棒」は、2007年8月30日に施行された映画盗撮防止法の周知を目的とした取り組みから始まった。
初代CMは法律施行より約2か月早い2007年6月30日から上映され、その後も時代に合わせて複数回リニューアルされている。
2020年版ではカメラ男とパトランプ男が劇場外まで飛び出す本格的なアクションを初導入。そこから約6年を経て、2026年版ではスマートフォン時代へ焦点を移す。
映像の最後では「映適」を紹介
2026年版の終盤には、一般社団法人日本映画制作適正化機構(映適)に関する案内も盛り込まれた。
映適は、映画製作者や制作会社、フリーランススタッフなどが安心して制作に携われる環境を目指して、映画界が自主的に設立した第三者機関。
「映適取引ガイドライン」に基づく作品認定制度の運営や、スタッフの処遇改善、人材育成などを支援している。
劇場内盗撮には重い刑罰
キャンペーンでは、映画館での撮影・録音が逮捕につながる可能性のある犯罪であることを改めて強調している。
刑罰は10年以下の拘禁刑、1000万円以下の罰金、またはその両方。
盗撮した映像をSNSなどへ無断投稿する行為も違法となる。不審な撮影行為を見かけた場合は、劇場スタッフへの連絡が呼びかけられている。
注目ポイント
1)映画館の定番CMがスマホ時代へ対応
専用カメラだけでなく、ほぼすべての観客が持つスマートフォンを盗撮防止メッセージの中心に置いた。
2)多言語化で海外来場者にも伝わりやすく
日本語だけに依存せず、さまざまな来場者へ禁止事項を明確に伝える構成へ更新された。
3)映画を守るだけでなく作り手にも目を向ける
映像終盤で映適を紹介することで、著作物の保護だけでなく、映画制作を支える人々の環境にもメッセージを広げている。
キャンペーン情報
現時点で確認できる追加情報は以下の通り。
- リニューアル発表は2026年8月22日
- 新映像は8月28日より上映開始
- 全国の劇場で順次切り替え
- 映像名は「NO MORE映画泥棒 2026」
- スマートフォンによる撮影を新たな中心テーマとして描写
- 多言語表示を導入
- 具体的な対応言語は未発表
- 劇場内のキャンペーングラフィックも刷新
- 本編上映前の盗撮防止CMとして展開
- カメラ男は映画を盗撮する側を象徴するキャラクター
- パトランプ男はカメラ男を追うキャラクターとして定着
- 前回の大規模更新は2020年
- 2020年版では本格アクション・チェイスを初導入
- キャンペーン開始は2007年
- 映画盗撮防止法は2007年8月30日施行
- 劇場内での無断撮影・録音は犯罪となり得る
- 最大10年の拘禁刑、最大1000万円の罰金、または両方が科される可能性あり
- 盗撮映像の無断公開・配布も禁止
- 違法行為に関する情報は公式の違法対策室で受付
- 2026年版の最後では映適を紹介
- 映適は映画制作現場の環境改善などを支援
- 「映画館に行こう!」実行委員会は映画関連4団体で構成
- 構成団体は日本映画製作者連盟、外国映画輸入配給協会、モーション・ピクチャー・アソシエーション、全国興行生活衛生同業組合連合会
- 2026年版公式映像はYouTubeで公開
- キャンペーン情報は「映画館に行こう!」公式サイトで確認可能
- 法律・違法対策室情報は映画盗撮防止キャンペーンに掲載
- カメラ男の最新情報は公式Xで発信
- パトランプ男の公式アカウントはX
まとめ
「NO MORE映画泥棒 2026」は、2007年から映画館で伝えてきた盗撮防止のメッセージを維持しながら、スマートフォン、多言語表示、新グラフィックという現在の環境に合わせた形へ更新される。
新映像は2026年8月28日から全国の劇場で順次切り替え予定。多言語表示の具体的な対応言語や、2026年版が今後どの程度の期間使用されるのかは現時点で発表されていない。
- Movie Theater Executive Committee / PR TIMES — Official August 28 Renewal, Smartphone Warning, Multilingual Display, Campaign Graphics, Penalties, and Eiteki Information
- YouTube — Official NO MORE Eiga Dorobo 2026 Anti-Camcording Campaign Video
- Movie Theater Executive Committee — Official Anti-Camcording Campaign, 2007 Law Background, Penalties, and Piracy Hotline
- Denfaminicogamer — August 2026 Renewal, Nationwide Theater Rollout, Smartphone Focus, and Multilingual Update
- Cinema Today — New Campaign Graphic, Smartphone Scenario, Multilingual Display, and Eiteki Overview
- Cinema Today — 2020 NO MORE Eiga Dorobo Renewal and Full-Action Camera Man / Patrol Lamp Man Version
- ORICON NEWS — Campaign History, June 2007 First CM, and Previous Renewal Context