Studio OCTMOONが制作する『MonstrousPark+』のSteamストアページが、2026年8月18日に公開された。2023年からブラウザで展開されてきた『MonstrousPark』シリーズをPC向けに再構成する作品で、現在ウィッシュリスト登録を受け付けている。
Steam版ではUIを作り直し、日本語・英語のインターフェースと字幕に対応予定。さらに本編『MonstrousPark』だけでなく、『もんすたらすパーク!〜ゆきんこ大作戦〜』『もんすたらすパーク!〜ジェザと夢のタロット・デイズ〜』にあたる番外編2作もひとつのパッケージに収録される。
クイックサマリー
- タイトル: MonstrousPark+
- 形式: ビジュアルノベル
- Steamジャンル: アドベンチャー、カジュアル、インディー
- 作品傾向: 職場群像劇 / ミステリー / サスペンス
- 開発: Studio OCTMOON
- パブリッシャー: Studio OCTMOON
- シリーズ: MonstrousPark
- Steamストアページ公開: 2026年8月18日
- 発売時期: Coming soon
- 具体的な発売日: 未発表
- 価格: 未発表
- 対応機種: PC(Steam)
- 対応OS: Windows
- 現在の最低OS: Windows 11
- システム: 64-bitプロセッサー・OS必須
- プレイ人数: 1人
- Steam実績: 対応予定
- ファミリーシェアリング: ストア機能として掲載
- 対応言語: 日本語、英語
- 日本語: インターフェース・字幕
- 英語: インターフェース・字幕
- フル音声: 記載なし
- メインキャスト: 16人
- 舞台: 夜だけ営業する小さな遊園地
- 物語形式: 複数視点の群像劇
- 単独主人公: 物語の中心には置かない構成
- Steam版UI: リデザイン
- ホーム画面: 16人から好きなキャストを表示可能
- 収録内容: 本編+番外編2作
- 本編: MonstrousPark
- 番外編: mopa! - A Little Snow Tale
- 番外編: mopa! - Jeza's Tarot Daze
- ブラウザシリーズ: 2023年から展開
- 恐怖表現: ジャンプスケアや露骨なゴアを主軸としない
- ゲーム性: 会話・人間関係を中心としたテキスト主体
- ウィッシュリスト: 登録受付中
Steam告知、ストアページ、ゲーム画面

夜の遊園地で働く16人の“怪物”たち
『MonstrousPark+』の舞台は、夜だけ営業する小さな遊園地。
一人の主人公を中心に事件が進むのではなく、そこで働く16人のキャストそれぞれの仕事、目的、事情を追いながら物語が展開する。
遊園地の状態は決して良くない。アトラクションは故障気味で、ショーはグダグダ。庭園は荒れ、接客も素人同然という有様だ。
しかし、本当に問題なのは設備だけではない。
誰かを守ろうとする者、過去を隠す者、自分の役割を果たそうとする者、そして自らの身体に起きる奇妙な変化と向き合う者。それぞれ別方向へ進んでいた思惑が、同じ職場で少しずつ重なっていく。
主人公不在の“職場群像劇”
シリーズの大きな特徴は、公式が掲げる群像劇スタイルにある。
誰か一人が常に物語の中心にいるのではなく、視点を変えながら同じ遊園地で働く人々の考えや行動を追っていく。
公式サイトでは、アトラクション運営部、シアター運営部、庭園管理部、技術管理部など、異なる部署に所属するキャストが紹介されている。
たとえば、人との会話を避けがちなアトラクション運営部長ガルー、自信家の手品師でシアター運営部長のアルカー、庭園管理部長兼売店担当のジェザ、技術管理部長を務める頑固な雪子など。
16人それぞれが別の立場を持つからこそ、ひとつの出来事に対する意味も変わってくる。
Steam版では、この大人数のキャスト自体をUIにも活用。ホーム画面に表示するキャラクターを16人の中から選択できる仕様が用意される。
Steam向けにUIを作り直し
制作者の芹澤カンナ氏は、2023年からブラウザで公開してきたシリーズを、Steam向けにUIから作り直していることを明らかにしている。
Steamの商品ページでも、リデザインされたUIが正式な特徴として紹介されている。
ホーム画面のキャスト選択もそのひとつで、旧ブラウザ版をそのまま起動するだけの移植とは異なる見せ方を目指している。
ブラウザ版『MonstrousPark』自体は現在もノベルゲームコレクションで公開中。同バージョンではプレイ時間約2時間、通常・エクストラの2ルート、各ルートにBad・Normal・Trueの3種類のエンディングが用意されている。
ただし、これらの数字がSteam版でも完全に同一になるとはまだ発表されていない。『MonstrousPark+』全体の総プレイ時間やルート構成の変更点については今後の情報待ちとなる。
本編+番外編2作をまとめて収録
Steam版『MonstrousPark+』には3作品が収録される。
中心となるのは本編『MonstrousPark』。各部署で研修や仕事を行うキャストたちが、遊園地に隠された謎と、それぞれが抱える事情に直面していくサスペンス群像劇だ。
番外編1作目は、mopa! - A Little Snow Tale。
ブラウザ版『もんすたらすパーク!〜ゆきんこ大作戦〜』にあたる作品で、夏の暑さで溶けてしまったキャストを元に戻すため、遊園地で“冷やせるもの”を探す短編となっている。
原版は約15分で、エンディングは3種類。
もうひとつがmopa! - Jeza's Tarot Daze。『もんすたらすパーク!〜ジェザと夢のタロット・デイズ〜』をもとにしたサイドコンテンツで、ジェザによるタロット占いを楽しめる。
原版では14枚のタロットを使用し、約5分で気軽に遊べる作品として公開されていた。
英語版も正式収録予定
Steam版の大きな変更点として、英語対応も正式に予定されている。
ストアでは日本語・英語ともにインターフェースと字幕へチェックが入っており、フル音声は記載されていない。
ブラウザ中心で展開されてきたシリーズにとって、Steamと英語対応は海外ユーザーへの入口を広げる要素となる。
一方、現時点でそれ以外の言語は発表されていない。
発売日はComing soonのままで、価格も未定。日本向け販売価格についても今後の正式発表を待つ必要がある。
ジャンプスケアやゴア中心のホラーではない
“怪物”“夜の遊園地”“ミステリー”という単語から、ホラーゲームを連想する人もいるかもしれない。
しかしSteamのContent Noticeでは、ジャンプスケアや露骨なゴア表現を中心とした作品ではないと説明されている。
ゲームの中心は、キャスト同士の会話と関係性を追うテキスト主体のビジュアルノベルだ。
ブラウザ版も当初から“ホラー要素を前面に出した作品ではない”と案内されており、恐怖そのものよりも、遊園地の謎や人物の秘密、16人の思惑が交差していく過程がサスペンスを生み出している。
2023年から続くシリーズをSteamへ
初代『MonstrousPark』は2023年にノベルゲームコレクションで公開された。
芹澤カンナ氏によれば、企画自体は2021年頃からキャラクターや舞台設定を考え始め、2022年末頃からゲームとしての制作を進めたという。
その後は2本の短編番外編も公開され、同じキャストを使いながら本編とは異なる雰囲気を描いてきた。
ブラウザ版本編は「第10回新人フリーゲームコンテスト」佳作、「ティラノゲームフェス2023」佳作、「PLiCyゲームコンテスト2024」敢闘賞なども獲得している。
『MonstrousPark+』は、そうしたシリーズを一本のSteamタイトルへまとめ、新UIと英語対応を加える次の展開となる。
注目ポイント
1)単純移植ではなくSteam向けに再構成
UIを作り直し、16人からホーム画面のキャストを選択できるなど、PC版独自の見せ方が加えられる。
2)16人全員が物語を動かす群像劇
一人の主人公だけを追うのではなく、立場や目的の違うキャストたちの行動が重なることでサスペンスが形作られる。
3)番外編で本編とは違う顔を見せる
サスペンス中心の本編に対し、雪の短編やタロット占いではキャラクターの日常や別の魅力を楽しめる。
4)英語対応で海外から入りやすくなる
Steamへの展開と公式英語版の収録により、日本のブラウザゲーム文化を知らないユーザーにも届きやすくなる。
ゲーム情報
現時点で確認できる追加情報は以下の通り。
- 『MonstrousPark+』はStudio OCTMOONが開発・販売
- Studio OCTMOON代表は芹澤カンナ氏
- Steamストアページは2026年8月18日に公開
- 現在ウィッシュリスト登録可能
- 発売日はComing soon
- 価格は未発表
- 対応機種はWindows PC(Steam)
- 現在の最低OSはWindows 11
- 64-bit環境が必要
- SteamジャンルはAdventure、Casual、Indie
- シングルプレイ対応
- Steam実績対応予定
- 日本語・英語のインターフェースと字幕に対応予定
- フル音声は記載なし
- メインキャストは16人
- 複数視点の職場群像劇として展開
- キャストごとに異なる仕事、目的、事情を持つ
- ホーム画面には16人から好きなキャストを表示可能
- 本編『MonstrousPark』+番外編2作を収録
- mopa! - A Little Snow Taleは『もんすたらすパーク!〜ゆきんこ大作戦〜』に相当
- mopa! - Jeza's Tarot Dazeは『もんすたらすパーク!〜ジェザと夢のタロット・デイズ〜』に相当
- Steam向けにUIをリデザイン
- Steam版全体のプレイ時間は未発表
- ブラウザ版からのルート・エンディング変更点は未発表
- ジャンプスケアや露骨なゴアを主軸としない
- Steam『MonstrousPark+』でウィッシュリスト登録可能
- シリーズ情報は『MonstrousPark』公式サイトで公開
- 16人の紹介は公式Castページで確認可能
- ブラウザ版本編はノベルゲームコレクションで公開中
- 制作情報は芹澤カンナ氏のXで発信
- 作品公式情報は『MonstrousPark』公式Xで公開されている
まとめ
『MonstrousPark+』は、2023年からブラウザで広がってきたシリーズを、本編+番外編2作の一本にまとめてSteamへ送り出す新バージョンとなる。UI刷新や16人から選べるホーム画面、公式英語対応も加わる予定だ。
Steamではすでにウィッシュリスト登録を受付中。一方、正式な発売日、価格、ブラウザ版からの細かな変更点については今後の発表待ちとなる。
- Steam — Official MonstrousPark+ Store Page, Included Stories, Languages, UI Features, and System Requirements
- Serizawa Kanna Official X — Steam Store Page Announcement, Browser Series Background, UI Rework, and English Support
- MonstrousPark Official X — Official Series Updates
- MonstrousPark Official Website — Story Setting, Studio Information, and Series Overview
- MonstrousPark Official Website — Official Sixteen-Cast Profiles
- Novel Game Collection — Original MonstrousPark Browser Version, Routes, Playtime, Endings, and Awards
- Novel Game Collection — A Little Snow Tale Original Browser Side Story
- Novel Game Collection — Jeza's Tarot Daze Original Browser Side Story
- DREAMSCAPE — Creator Interview, Original 2023 Release, Series Development, and Ensemble Concept