新海誠監督の次回作が、インドネシアでも公開に向けて動き出した。KADOKAWAは2026年8月12日、現在制作中の新海監督最新作について、インドネシアにおける配給を手がけることを明らかにした。
現地ではPT Phoenix Gramedia Indonesiaと連携し、映画の配給とプロモーションを展開する。タイトルや公開時期すら伏せられている段階で、海外の配給体制が先に見えてきた格好だ。
クイックサマリー
- 作品: 新海誠監督最新作
- 正式タイトル: 未発表
- 形式: 劇場アニメーション作品
- 監督: 新海誠
- 制作: コミックス・ウェーブ・フィルム
- 制作状況: 制作中
- インドネシア配給: KADOKAWA
- 現地パートナー: PT Phoenix Gramedia Indonesia
- 現地での役割: 映画配給、プロモーション
- 発表日: 2026年8月12日
- インドネシア公開日: 未発表
- 日本公開日: 未発表
- あらすじ: 未発表
- キャラクター・キャスト: 未発表
- キービジュアル・ポスター: 未公開
- 予告編・特報: 未公開
- 主題歌: 未発表
- 今後の情報: 製作委員会および関係各社から発表予定
- アジアの大半を除く海外配給: Crunchyroll
- 海外配給パートナー: Sony Pictures
- インド: Crunchyrollの配給地域に含まれる
- インドネシア: アジア地域の別契約で展開
インドネシア配給決定の公式発表

インドネシアではKADOKAWAとPhoenix Gramediaが担当
今回の発表で明らかになったのは、作品そのものの内容ではなく、インドネシアで観客へ届けるための体制だ。
KADOKAWAが同国での配給パートナーとなり、現地のPT Phoenix Gramedia Indonesiaと連携。映画の配給に加え、インドネシア国内でのプロモーションも進めていく。
Phoenix Gramedia Indonesiaは、KADOKAWAとGramediaの協業によって2024年に設立された拠点。コミックやライトノベルの出版をはじめ、グッズ、イベントなどへ事業領域を広げてきた。
新海作品との接点もすでにあり、インドネシアでは『秒速5センチメートル』の小説版や『君の名は。』のコミカライズなどをPhoenix Gramediaが刊行している。
今回の映画配給は、書籍だけでなく映像作品まで現地で展開するKADOKAWAの東南アジア戦略ともつながる動きと言えそうだ。
コミックス・ウェーブ・フィルム「現在も制作中」
制作を担うコミックス・ウェーブ・フィルムも同日、新海監督の最新作についてコメントを発表した。
同社によれば、作品は現在も制作中。海外の配給パートナー各社から、配給決定に関するリリースが順次公開されているという。
新海監督自身も以前、スタッフ全員で新作映画の制作に取り組んでいると報告し、正式発表までもう少し待ってほしいとファンへ呼びかけていた。
つまり、今回のニュースは作品発表そのものではない。現時点ではタイトルもロゴもなく、キービジュアル、特報、あらすじ、登場人物、キャストも一切明かされていない。
『すずめの戸締まり』に続く新海監督の長編作品になることは分かっているものの、過去作とのテーマ上のつながりなども不明だ。
Crunchyrollの海外配給契約とは別枠
インドネシアでの発表と前後して、新作の国際配給に関する情報も動き始めている。
Crunchyrollは、アジアの大半を除く世界各地域での配給権を取得。インドは対象地域に含まれ、Sony Picturesが配給面で協力する。
一方、インドネシアを含むアジアの多くの国・地域はこの契約の対象外だ。そのため、各市場では別の配給パートナーによる展開が進められている。
インドネシアについては、今回の発表によってKADOKAWAとPhoenix Gramedia Indonesiaがその役割を担うことが分かった。
アジア各国の公開時期が揃うのか、それとも地域ごとに異なるスケジュールになるのかはまだ発表されていない。
肝心のタイトルも公開時期もまだ秘密
配給先が先に明らかになった一方で、作品情報は驚くほど伏せられている。
現時点で未発表なのは次のような項目だ。
- 正式タイトル
- ロゴ
- あらすじ
- 主人公を含む登場人物
- キャスト
- 主要スタッフの全容
- 音楽・主題歌
- 特報・予告編
- キービジュアル
- 上映時間
- 日本公開日
- インドネシア公開日
- インドネシアでの上映劇場
- IMAXなどの上映フォーマット
KADOKAWAのリリースでは、作品の詳細や上映スケジュールについて、製作委員会および関係各社から今後正式に発表するとしている。
少なくともインドネシアで作品を届ける体制は整いつつある。ただし、公開年や時期について現段階で断定できる材料はない。
注目ポイント
1)作品名より先にインドネシア配給が決まった
まだタイトルすら公表されていない制作段階で、インドネシアの配給体制が明らかになった。
2)Phoenix Gramediaが現地展開を担う
これまで新海作品の書籍を扱ってきた企業が、今度は最新映画の配給とプロモーションにも直接関わる。
3)アジアは地域ごとの配給網で展開
Crunchyrollの大型契約からアジアの大半が除外されているため、インドネシアのような市場では現地パートナーの存在が重要になる。
4)本格的な作品発表はこれから
タイトル、物語、ビジュアル、キャスト、公開日はいずれも未発表。今回の配給ニュースを皮切りに、作品そのものの続報が待たれる。
作品情報
現時点で確認できる情報は以下の通り。
- 新海誠監督が新作長編映画を制作中
- アニメーション制作はコミックス・ウェーブ・フィルム
- 作品は現在も制作段階
- 正式タイトルは未発表
- インドネシアではKADOKAWAが配給を担当
- PT Phoenix Gramedia Indonesiaが現地パートナーとして参加
- 現地配給とプロモーションを共同で進める
- インドネシアでの発表日は2026年8月12日
- インドネシア公開日は未発表
- 日本公開日も未発表
- 特報、ポスター、キービジュアルは未公開
- あらすじや登場人物も明かされていない
- コミックス・ウェーブ・フィルムは海外配給各社から発表が始まっていると説明
- Crunchyrollはアジアの大半を除く地域で配給権を取得
- インドはCrunchyrollの対象地域
- Sony Picturesも海外配給に参加
- インドネシアでの続報はPhoenix Gramedia Indonesia公式Xで確認できる
- 制作状況はコミックス・ウェーブ・フィルム公式Xで発信されている
- KADOKAWAの東南アジア戦略はK-Insightで紹介されている
まとめ
新海誠監督の最新作は、作品名や公開日が明かされるより先に、インドネシアでの配給体制が決まった。
KADOKAWAとPT Phoenix Gramedia Indonesiaが現地展開を担い、コミックス・ウェーブ・フィルムでは引き続き制作が進められている。次に待たれるのは、タイトルやビジュアル、物語、キャスト、そして具体的な公開時期を含む作品そのものの正式発表だ。
- Phoenix Gramedia Indonesia X — KADOKAWA Official Press Release for Indonesian Distribution
- CoMix Wave Films X — Production Status and Overseas Distribution Partner Announcements
- Makoto Shinkai X — Official Update on Production of His New Film
- KADOKAWA K-Insight — Phoenix Gramedia Indonesia and Southeast Asian Media Mix Strategy
- Deadline — Crunchyroll International Distribution Rights and Sony Pictures Partnership
- Phoenix Gramedia Indonesia — Indonesian Makoto Shinkai Publication Catalog